アヤさん「さて、双子座じゃの」
ざきさん「んだな」
今回はネタが思いつかなかったのだろうか
アヤさん「こらこら心を読むんじゃない」
ざきさん「プライバシーの侵害だろぉ!?これはあんまりだぁぁぁぁ!」
こちらの心は読んでくるくせに…
アヤさん「さて、牡羊で赤ん坊、牡牛で幼児と来るとだ、双子座はまぁ小学生とでも思うがいい」
ざきさん「なんか色々飛ばして大きくなったなぁおい!やんちゃな盛りの時期だ!」
アヤさん「うむ。だから双子座というのはフットワークがとにかく凄まじい」
ざきさん「牡羊座もフットワークは軽いが、彼らはどちらかというと「やりたい」「始めたい」って衝動なんだわ」
アヤさん「では双子座はどうかというと、「知りたい」という衝動だ」
体験じゃなくて、情報を得たいということだろうか
ざきさん「おおーっ!段々と察しが良くなってきたなぁ!星詠み師の日は近ぇな!」
アヤさん「気が早いわ(笑)だがまぁご名答だ。双子座はコミュニケーションが重要だ」
ざきさん「言わなくても分かる、とかそういうの絶対に無理って感じだかんな」
アヤさん「分かりきった事でも、例えば「愛してる」の一言でも実際に口に出してもらいたいと思っている」
ざきさん「そそそ。双子座の恋人には言葉でのコミュニケーションを密にすることが重要よ」
アヤさん「子供は知ったばかりの、聞いただけの言葉を使いたがるのはよくあることだろう?」
ざきさん「特に意味を良く分かってなくてもな!」
アヤさん「大人からしたら変な言葉を覚えて大変かもしれないが、当人たちにとっては楽しくて仕方がないものだ」
ざきさん「新しい事を知る、新しいものを使うってのはいつでも楽しいからな!」
アヤさん「そして双子座もまた新しいものには目がない。そしていつでも新鮮な空気があって楽しげだ」
ざきさん「愚痴とかそういう会話でも割と楽しんでるフシがあるからなぁ」
それは要するにおしゃべりで話好きということだろうか
アヤさん「うむ、そういうことになる。そしてそれが双子座の魅力だ」
ざきさん「年取ってたとしても、新しい技術や機械に強い人は双子座を持ってる確率が高いな」
アヤさん「いつでも若々しく、フレッシュで、実年齢よりも下に見られることが多い」
ざきさん「ただ、恋愛に関しては浮気性」
アヤさん「うむ、知らない間にしれっと手を出して、そして知らない内に別れていることもある」
ざきさん「好きという感情まで行かずとも、興味あるって気持ちだけで動いちゃうこともあるんだよなぁ」
アヤさん「 ただ、もちろん本人には悪気はない。だって気になったというだけだからな」
何だか、ちょっとタチが悪い気がする…
アヤさん「それを魅力の1つと捉えられることもあるさね。さしずめ『ティファニーで朝食を』のホリー・ゴライトリーのようにな」
ざきさん「読んでねぇわ...ってか、ティファニーで朝飯って食えんの?」
アヤさん「いや、ヒロインが店先で食っただけだ」
ざきさん「どちらかというと、それ牡羊座じゃねぇ?」
アヤさん「いや、そうは言っても他のシーンではな、」
あー、まぁとりあえず。破天荒なヒロインだということ、そしてそれぐらいの行動力があることは分かった
ざきさん「お、物分かりがいいねぇ!できるならここを任せたいぐらいだわ」
アヤさん「そうだな。まぁ、無理なことではあるが」
何だろう。
無理、という言葉にトゲではない、何か別の意味合いがあるように聞こえた
アヤさん「さて、解説に戻ろう。そんな双子座だが、その新鮮である以上に面白い特徴がある。物事を否定しないという特徴だ」
ざきさん「どんな話も意見も否定しないもんなぁ」
それは、何だか子供っぽくない気もするが…
アヤさん「それがそうでもない。子供の行動というものをよく思い返して見るといい。彼ら彼女らは非常に遊び上手じゃないか」
ざきさん「定規を剣にして遊んだり、何も言わないぬいぐるみを使ってままごとをしたり、子供たちに何かモノを渡すと次々に新しい遊び方を見つける」
アヤさん「そう、つまり彼らは目の前の物から新しい価値、新しい側面を見つけるのだ」
ざきさん「双子座の神様はマーキュリーとヘルメス。これは商人と盗賊の神様でもある」
商人と盗賊になんの繋がりが?
アヤさん「どちらも、目の前にある物から価値を見出だすのだよ。商人はその価値ゆえにそれを取り扱い、盗賊はその価値ゆえに自分のものにする」
ざきさん「そしてどちらが取り扱っても、それは1ヶ所に保存するのではなくて、“売る”という行為のために、どこかへ持っていく」
アヤさん「だから、新しい場所や物を真っ直ぐ正面から見つめることが本能的に出来るのだ。ただ何となく否定したり、偏見を持つことはない」
ざきさん「どんなものでも、どんなところでも、そのまま受け入れられる、見つめられる」
アヤさん「まさしく、子供じゃないか」
確かにそうだ。
子供たちには善悪の区別はつかない。
でもそれは、決して悪いことじゃなくて、価値観に縛られない物事の見方なんだ。
アヤさん「そういうことさな。いつでも、どこでも、爽やかな新鮮さをまとっている。そして決して1つの価値に縛られない」
ざきさん「いやぁ、友達に1人は欲しいタイプだよなぁ!絶対に楽しいって!」
アヤさん「ま、双子座の特徴はこんなとこだな」
なんだか、今回の話は爽やかな終わりに
アヤさん「とは言っても双子座は情報過多でどうしていいか分からず、ただのゴシップ好きになる可能性もあるな」
ざきさん「口はめっちゃ達者なんだけど、こじらせると新鮮さも何もなくなるよなぁ」
だ か ら 、なんでそう最後に落とすことに拘るのか...
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