アヤさん「あまいろのーながいかみをー」
今回は乙女座なんですね
アヤさん「お、分かるか」
ざきさん「え?何の歌よ?」
アヤさん「お前はそうだと思ってたよ」
ざきさん「音楽には興味ねぇからなぁ」
アヤさん「はいはい、分かっておるわ。では、先ほど当てた通り、乙女座の解説だ。乙女座の特徴、それは」
ざきさん「心のコンディション=体のコンディションってとこだな」
というと?
アヤさん「つまり悩んでいると体の調子が悪くなるって特徴だな」
ざきさん「特に乙女座は人体の腹部と関係があるから、お腹の調子に影響が出やすい」
それは、なんというか、精神衛生がとても大事な人たちということだろうか。
アヤさん「そういうことさな。まぁ、ぶっちゃけ悩みすぎって言葉で片付けることも出来るんだが、本人たちにとってはそういう問題じゃない」
ざきさん「乙女座の性格として、分析力に長けるって特徴があるんだよな。複数の物事から何らかの法則を導き出すことができる」
アヤさん「だから、乙女座はとても気配りが上手い人達だ。周りを観察して、理解して、自分で動くことができる」
ざきさん「サポート役を任せたらめちゃめちゃ輝く人達だな」
アヤさん「だからこそ、法則を見いだせない、どうすれば良いか分からなくなるような突然のトラブルに滅法弱い」
ざきさん「何故なら、乙女座は自分で導き出した法則や哲学のようなものを基本として動くからなんだな」
確かにそれは、悩みすぎという言葉では片付けられそうない
アヤさん「うむ、彼ら彼女らからすれば、それこそ人生の危機とも言える」
ざきさん「そりゃそうだわな。今まで培ってきた自分なりの哲学や人生論が通じないだから。そして、そういう時に一気に自信を喪失する」
アヤさん「自分は一体、今まで何を見て何を考えてきたのかと自責の念に駆られてしまうのだな」
ざきさん「だから、乙女座のお悩み解決にはかなり気を使うな」
アヤさん「生半可に口を挟むべきではないのお。乙女座は精一杯考えた結果、その状態になっておるのだからな」
じゃ、じゃあどうすれば良いのだろうか
ざきさん「そんなん決まってるやろ」
アヤさん「ほっとけ」
…えぇ!?
アヤさん「乙女座の他の特徴を挙げよう。それはな、究極のロマンチストにして」
ざきさん「究極のリアリストだ」
…今回だけではないけど、ちょっと理解が追いつかない…
アヤさん「先ほども言った通り、乙女座は分析力に秀でておる」
ざきさん「だから現実を見るだとか先行きを見通すってのが得意と言われる人たちだ」
アヤさん「故に彼ら彼女らはしっかり現実を見据えるリアリストでもある」
ざきさん「だからこそ、ロマンチストにもなれんるだよ」
アヤさん「現実というものをよく見ている。だからそこを起点として理想や夢を描ける」
ざきさん「これがあーなったらいいな、そーなったらいいなってな」
アヤさん「ハッキリ言って、現実を見ない理想は妄想だからの」
うわぁ、アヤさん本当にハッキリと言うな
アヤさん「いやいや、そうとしか言えないからの」
ざきさん「で、ハッキリ言ったが故に周りからドン引かれると」
アヤさん「ふん、知ったことか。事実に耐えられない其奴の問題よ」
アヤさんの細い目がギラリと光るのが見え、
少し寒気を覚えた
ざきさん「はいはい、少し落ち着かんかい。で、話を戻すと、リアリストだからロマンチストにもなれる。その逆もそうだ」
アヤさん「ロマンチストであるがために、リアリストになれる。その理想を実現しようとするためにな」
ざきさん「こんな風に乙女座は2つの、パッと見て矛盾するような世界を両立させて生きている」
アヤさん「そのような人間が悩んでいるのだ。他人が何かかける言葉があるか?」
ざきさん「まぁ...出来るとしたら、乙女座の話を徹底的に聞くことだよな」
確かに、それぐらいしか思いつかない
アヤさん「だから、放っておいて良いのだ。乙女座は必ず、立ち戻ってくる」
ざきさん「だな。しかも、それまでの人生哲学に新しいページを刻み込んでな」
アヤさん「例えその悩みが深く、複雑でもな。乙女座は名前ほどには弱くないぞ」
ざきさん「ゆっくりと、のほほんとゲームしながら待ってるこったな」
アヤさん「それはお前の場合であろうが...」
乙女座。究極のリアリストにして究極のロマンチスト。2つの世界を同時に生きる人
アヤさん「うむ。だから、乙女座はたくさんたくさん悩むといい」
ざきさん「それが、後で必ず乙女座の人生を鮮やかに彩ってくれるからな」
二人の口振りに、何だか深い深い、信頼感のようなものを感じる
アヤさん「あー、ただ、悩んでも行動しない乙女座の未来は暗かろう」
ざきさん「健康も人生も八方塞がりになっちまうからな!詰みってやつだ!」
この、意地悪な面さえ無ければ良い人達なんだけれども...
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